
――今回もたくさんのファンの方が蒼井さんのパフォーマンスを待ちわびています。蒼井さんにとってファンはどんな存在なのでしょうか?
「少し前までは、景色としても、楽曲の世界観においても『僕がファンのみんなをいろいろなところに連れていってあげるんだ』と思っていたんですが、最近は違っていて。僕の場合、楽曲やビジュアルの表現って、そのときやりたいことを『好き』に従ってやるので、かなりのふり幅があるんですよ。でもそれって『やりたい』と思ってもなかなかできないこと。よくよく考えると、楽曲ごとに表現が違うのに、ファンのみんなが、『蒼井翔太の表現』として受け入れてくれているんですよね。みんながいるからこそ自分のやりたい表現ができる。僕が僕でいるために必要な方々なので、本当に感謝しています」
――すべて受け入れてくれるって素敵なファンの方々ですね
「それってすごく難しいことだと思うんですよ。これだけいろいろなことをしても離れないでいてくださるのは本当にうれしいですし、だからこそ、一人ひとりに一瞬でも寄り添いたい。見ていて楽しいだけでなく、心に刺さる歌を歌えるような『うたいびと』でいなくてはな、と感じています」
――さまざまな表現や挑戦をされているからこそ、蒼井さんを追い求めたくなるのだと思います
「テレビアニメで実写で登場したり、舞台では女性役も演じたり、楽曲も激しいロックから、かわいい系やサイケデリックなものまであって、本当にいろいろとやりすぎているんですが、でも『やりたいことを真剣にやっている』とプライドを持って言えるので、これからも自分のポリシーを持ちつつ、エンターテインメントで皆さんに恩返しできたらと思っています」
取材・文=浜瀬将樹 撮影=MISUMI











