中村悠一×早見沙織×斎藤千和が語るお互いの魅力 劇場版 「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」で確かめた信頼

声優

――早見さんから見たお二人は、いかがですか?

早見「私は本当に大好きな先輩のお二人で、デビューしてすぐの頃からご一緒して、お世話になってきました。中村さんは視点が広い印象がずっとあって、木を見て森を見ることもできるし、森を見て木を見ることもできる。物語だけじゃなくて、世界を広い視点で見ている感じがして、中村さんの一言で『はっ』となることが人生の中でたくさんありました。千和さんは、お芝居も素敵でかっこいいし、常にご自身の道を作っていらっしゃる。背中で示してくださる感じがします。ご飯に行かせていただいてお話するときも、いろんなことを共有してくださって、心の距離を近づけてくださるところが素敵だなと思っています」

――斎藤さんから見たお二人は?

斎藤「早見ちゃんは事務所の後輩でもあって、デビューしてからずっとご一緒してきました。役者として最初からブレないし、自然体で現場にいる。声質自体も透明感があって、強い役もできるし、儚い役もできる。現場に入る時、役をやるときに、その場に自然にいるためのスイッチが入る感じがあって、安定感のある人だなと思っています。プライベートでも会いたいと思うし、私からもよく誘うくらい大好きな後輩です」

早見「ありがたいです......!」

斎藤「中村くんは、博愛な人というイメージです。ちょっとシニカルなことを言うことはあるけど、根本がすごく優しくて、人を傷つけるようなことを絶対にしない。嫌なことを言ってきたな、と思ったことが一回もないです。視野が広い人だなと思います。私がブレブレのときに『全然大丈夫だよ、笑顔でいなさい』って言ってくれたことがあって、それが支えになった時期もありました。そういうところが、お芝居にも出る人だと思います。敵役や嫌な役をやっていても、絶対に愛を持って現場にいるので、共演すると安心感があります」

――改めて、みなさんにとって『魔法科』シリーズはどんな作品になっていますか?

中村「芝居の幅で言うと、こんなに起伏が少ないキャラクターを演じる機会は他に多くないので、達也という役は自分の中でも大きい比重を占めています。達也ってクールなんですけど、信念や使命感は強い。だから力点を抜いちゃいけないというか、常にどこかに芯を込めなきゃいけない。そういう意味で珍しい役だと思います。ここまでやってきて、一番大きい声を出したのはどこだろう、と思うくらいで(笑)。強めにやってくれと言われたのは、前の劇場版の最後のシーンあたりが印象に残っています」

早見「私は、作品自体のブレなさを感じることが多いです。ある種、帰ってくる場所みたいな感覚もあって。いろんな現場でキャストのみなさんとお会いしますが、『魔法科』の現場でご一緒すると、最初のアフレコや、これまで積み重ねてきた時間を思い出して、背筋が伸びるというか。ホームでもあり、いい意味での緊張感を与えてくれる存在かなと思います」

斎藤「私はお二人ほどの関わり方をしていないんですけど、私が出演するときは四葉家側の人たちが出ることが多いので、キャストの空気も学校のときとは違う印象があります。かっこいいイケボおじさんたちが厚めに揃っていて(笑)、私も堪能させていただいています。現場の空気は、固めというか、そういうイメージがありますね」

取材・文=川崎龍也

劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」公式サイト

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