北村諒と山本一慶　オランダ旅を経て「気を遣わずにいられるようになりました」

――その場合、今度はどこの国へ行きたいですか？

山本「オーストラリア！クアッカワラビーにずっと会いたいと思ってるんです」

北村「急にそう言われても、全然ピンと来ないって(笑)」

山本「ずっと顔が笑っていて、世界一幸せな動物って言われてるんです。カンガルーの小さいのみたいな感じで、ある一定の個所に大量にいるらしいんですが、国の保護を受けているからペットにもできないし、そこでしか会えないんですよ。インスタとかで一時期すごく流行していたときに知りました。あと、僕らはサバゲーが好きで銃に興味があるんですけど、オーストラリアなら実銃が撃てるのもいいなと思って」

北村「僕はべつにクアッカワラビーに興味はないけど(笑)。実銃は撃ちたいから、オーストラリアでそれができるならって感じです」

山本「こんなふうに言ってますけど、オーストラリアに行ってクアッカワラビーを見たら、『あー、めっちゃかわいい！』ってなるのが目に見えてますから(笑)。それで俺よりもクアッカワラビーが寄ってくるんだよ、きっと。それで、俺のほうには寄って来ない。オランダのトーマスと同じ現象だよ」

北村「あぁ、オランダで会った男の子ね」

山本「オランダのご家庭に行ったときに、小さい男の子がきたむーにだけめちゃくちゃなついてたんですよね。俺は水持ち係しかやらせてもらえなくて、近寄っても来てくれない...。でも、クアッカワラビーには餌を大量に持って近づくから」

北村「餌付けはズルいじゃん(笑)」

――最後にファンのみなさんへ、見どころとメッセージをお願いします。

山本「序盤の僕らの噛み合ってなさが、逆に面白く感じてもらえると思います(笑)。撮影からもう1年近く経っていて、イベントも3回くらいやらせてもらったんですけど、今の仲良くなった2人を知っているファンの方が、改めて仲良くなるきっかけになったオランダの旅をそういう目線で見るのも、別の面白さがあるのかなと。僕らが歩み寄っていくのを楽しんでください！」

北村「距離感が段階を踏んで縮まっていくのをね(笑)。普段あまり見られないコンビでもありますし、プライベートに近い空気感の2人は他でなかなか見られないと思うので、それを楽しんでいただけたらと思います」

文＝中島文華　撮影＝富田一也

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