森友哉下水流昂がサヨナラ賞年間大賞を受賞!落合博満と福嗣の親子共演で2人を祝福

 (写真左から)落合博満、下水流昂選手、森友哉選手、倉持明日香、落合福嗣
(写真左から)落合博満、下水流昂選手、森友哉選手、倉持明日香、落合福嗣

スカパー! 主催の「2018 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の表彰式が、11月30日(金)に東京ドームホテルにて開催。壇上には、受賞選手である埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(パ・リーグ)と広島東洋カープ・下水流昂選手(セ・リーグ)のほか、スカパー!プロ野球PRアンバサダーの倉持明日香が登壇した。

この賞は、その年のレギュラーシーズンの全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。セ・パ両リーグからそれぞれ1人ずつを選出し、受賞選手には、サヨナラゲームのスコアボードに表示されるXマークをモチーフにしたトロフィーと賞金200万円が贈られる。

表彰台でトロフィーと賞金パネルを授与された森は「個人的にも印象に残っている試合です。あの試合で、チームとしても勢いに乗ることができましたし、そのおかげでチームのリーグ優勝にもつながりました。それに、自分が勝利に貢献できたことを光栄に思います。来季は今季以上に頑張って勝負強い選手になりたいですね」と満面の笑みで受賞の喜びを語り、下水流は「あの試合は西日本豪雨の影響で16日ぶりのホームゲームだったので、ファンのみなさまに勝利を届けたいと思った日でした。その気持ちが乗ったホームランです。来シーズンも選手一丸となって頑張りたいです」とファンへの思いを述べた。

表彰式後はそのままトークショーへ。受賞した感想を聞かれた森は「うれしいです。昨年、栗山(巧)さんが受賞されて、今年は自分が受賞できたのでうれしいです」と語り、賞を狙っていたのか聞かれると「狙っていました」と打ち明け、会場を笑わせた。さらに、サヨナラ打のチャンスを迎えるバッターボックスに立つ時の気持ちを聞かれると「基本的にはダメもとで行きます。後ろにいいバッターがたくさんいるので、特に何も考えずにいますね」とアウトになってもいいと思っていることを語るも、「外崎(修汰)さんの前にいるバッターがサヨナラ打をいつも打っているので、それがたまたま自分でした」と幸運が舞い込んでいたことを告白。一方、下水流も「基本的にはダメもとで行く」と語りつつ、バッターは4打席目でリズムを取るという話が起こると「控え(の選手)はそんなことは言ってられないので、ボールに集中しました」と、打席に立つ姿勢をみせた。

ここで、今年の「スカパー! プロ野球セット」の顔として、CMにも出演した元プロ野球選手の落合博満も登壇。サヨナラ打を打つことについて「その場面に立てる運があると思う。ただ、そこでちゃんと打てるのはすごい」と称賛。また、リーグ3連覇を達成したカープの強さについては「強さを感じさせない強さを持つチーム。終わったら負けている、対戦してどうにもならない強さを持っているわけではないのが一番ややこしい。おそらく来シーズン、4連覇する可能性もあるんじゃないかな」と見解を示した。それについて、下水流は「ホームゲームでは、負けていてもひっくり返せるんじゃないかなという気持ちはみんな持っていると思います」と強豪チームならではの意見も飛び出した。

その後、話題は年間大賞に選ばれた2人の話へ。森は今シーズン、放ったサヨナラ打が3本ともツーベースだったことについて、ホームランでもよかったのではと聞かれると、「それを自分に聞きます?」と茶目っ気交じりに返答。すると、落合博満に「あそこまで振れたら来シーズンは40本くらいのホームランを期待したい」とプレッシャーをかけられる展開に。森は「20本で」となんとか本数を減らそうとするも、最終的には「40本いきます!」と高らかに宣言した。

一方、下水流は「大切な試合だったので勝利を届けられてよかったです。バッティングコーチから言われていて、外まっすぐだけ行くと決めていたんですけど、初級のスライダーが甘目に入ったのを見逃した時は(正直)終わったかなと思いました」と心境を吐露。しかし、「外で行くと決めていたので、踏み込んでいったらうまく届きました」と開き直ったことが結果オーライだったことを明かした。

そして、来シーズンの抱負を求められた森は「キャッチャーとして100試合以上はマスクをかぶりたいです。打席に関しては打率3割...ホームラン40本を打ちたいです」と落合博満の前で宣言。下水流は「チーム一丸で頑張りたい。個人的にはレギュラーを目指しているので1試合でも多く出場したいです」と語った。そんな2人に対し、落合博満は「下水流はレギュラーを勝ち取ってもらいたい。今年実現できなかった西武と広島の日本シリーズを来年は見たいですね」と話し、激励の言葉を贈った。

最後に、イベントでは、BSスカパー! で放送中のアニメ「グラゼニ」の、主人公・凡田夏之介役の落合福嗣氏がサプライズで登場し、まさかの親子出演が実現。落合福嗣は受賞選手へ花束の贈呈を行うと「大賞おめでとうございます。私はアニメでピッチャー役をしていますが、自分のチームの選手がサヨナラ打を打ってくれるのはすごく心強いです」と賛辞を贈ると、出演しているアニメについて「元日に一挙放送しますので、是非見てください」としっかりアピール。父親の落合も作品を見ていると打ち明け、「よく年俸が上がらないか聞かれるのですが、最終話まで見ていただければ」と期待を持たせつつ、イベントを締めくくった。

■受賞プレー概要
森友哉選手(埼玉西武ライオンズ) ~8、9回の2イニングで8点差逆転は史上初~
森選手は、4月18日(水)メットライフドームで行われた対北海道日本ハムファイターズ5回戦、7対8で迎えた9回裏、無死満塁の場面で右中間へ逆転サヨナラ二塁打を放ちました。この日の試合は7回を終えて北海道日本ハムが5対0とリード。北海道日本ハムは8回表にも3点を追加しリードを8点に広げます。しかし8回裏、埼玉西武ライオンズは先頭からの連打を足掛かりに、二者連続押し出し四球、さらに3安打を集中させ一挙7得点をあげ、7対8と1点差に追い上げます。9回裏は、源田選手、浅村選手の連打と山川選手の四球で満塁のチャンスを作ると、この場面で打席に立った森選手は、1ボールからの2球目を右中間へはじき返し二者が生還、埼玉西武が8点差を逆転する劇的なサヨナラ勝利を飾りました。8点差を8、9回の2イニングで逆転したのはプロ野球史上初の快挙。森選手は7月、8月にもサヨナラ打を放ち、チームの10年ぶり17度目(前身の西鉄時代を含めると22度目)のリーグ優勝に大きく貢献しました。

下水流昂選手(広島東洋カープ) ~セ・リーグ唯一の逆転サヨナラ本塁打~
下水流選手は、7月20日(金)マツダスタジアムで行われた対読売14回戦、10回裏8対9で迎えた場面で右翼席へ逆転サヨナラ2点本塁打を放ちました。この試合は広島東洋が序盤に7点をリードする展開。しかし、4回表と5回表に3点本塁打を浴び、リードは瞬く間に1点に。6回裏に追加点を挙げ2点差とするが、7回表に2点適時打を浴び、ついに8対8の同点に追いつかれ試合は延長戦に突入します。7点差から追いつき勢いに乗る読売は延長10回表、4番岡本選手の本塁打で1点勝ち越し。この試合初めて追う展開となった広島東洋はその裏、二死一塁から途中出場の下水流選手が打席へ。2球目を叩くと打球は右翼席に飛び込む逆転サヨナラ2点本塁打となりました。この本塁打は今シーズンのセ・リーグでは唯一の逆転サヨナラ本塁打となります。西日本豪雨の影響により16日ぶりとなったホーム試合で2位の読売相手にチームのリーグ三連覇を後押しする劇的なサヨナラ勝利をもたらすとともに、被災した市民を勇気づける貴重な一打となりました。

■サヨナラ賞の歴代受賞者情報はこちら

文=永田正雄

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